アウトバウンドの新潮流「動画広告」

投稿日時:2015-06-01 15:31:29

Webマーケティングの潮流が“インバウンドマーケティング”へと向かっていっているのは間違いありませんが、だからといって、アウトバウンドマーケティングが完全に廃れてしまったわけでもありません。

現在でもアウトバウンドマーケティングが、主要なマーケティング方法の一つであることは変わりませんから、マーケティングに関わる人たちは、アウトバウンドマーケティングの動向についてもしっかりとチェックしておくべきでしょう。

そこで、アウトバウンドマーケティングの最近の動向なのですが、「動画広告」が大きな盛り上がりを見せているようです。

動画広告というのは、名前のとおり“動画を使った広告”になります。動画広告には、YoutubeやVineなどの動画投稿サイトに投稿した動画を利用します。

動画広告は、従来の静止画の広告と比べて宣伝のバラエティに富むため、視聴者に与えるインパクトがより大きいと考えられています。その為、動画広告の国内市場は、数年前と比べて何倍にも膨れ上がっているのです。そうした流れがありますから、企業の中には、挑戦的に動画広告を導入してみているところもあるようです。

ですが、動画広告を導入する際には、十分な検討を重ねたほうがいいと思います。なぜなら、動画広告は“与えるインパクトが強い”というメリットを持つ一方で、視聴者に不快感を与えかねないというデメリットも抱えているからです。

特に、マウスオーバー広告には細心の注意が必要です。マウスオーバー広告というのは、広告の上をマウスが通過しただけで再生される動画広告のこと指すのですが、こうした半強制的に見せられる動画広告は、ユーザーに普通の広告以上の不快感を与えます。

場合によっては、企業の信頼にも関わってきますから、導入には細心の注意を払ったほうがいいでしょう。広告代理店に任せきりで、うっかりということもありえますので、動画広告を有効に利用するためには、十分な検討が必要になるのです。

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